お墓に彫るのは誰の名前?
仏壇・墓石・信仰用具の株式会社とっと 社長桜井です。
よく質問される事案のひとつにお墓の名前問題があります。
☑ お墓の名前は誰の名前を彫るの?
☑ 亡くなった人の名前は彫るの?
☑ お墓を引き継いだ時、自分の名前を彫り足すの?
☑ お墓の名前が朱色になっているのはなぜ?
必ず彫るのは施主のお名前
まずお墓を建立した時、必ず彫るのは建立者の方のお名前です。和型墓石でしたら通常墓石の向かって左側面、洋型墓石でしたら裏面、あるいは左側面に彫りこみます。
平成○○年〇月建之
○○ ○○(建立者のお名前)
これが基本の形式となります。お墓の場合「建立」ではなく「建之」(けんし)とします。
一説には公の記念碑等の場合は「建立」を使いますが、お墓のような私的な場合「建之」を使用すると言います。
また家族の記念としてたいとお考えの場合、建立者だけでなく「妻 ○○」「長男 ○○」等、続柄とお名前を連名で彫ることもございます。ご家族でどなたのお名前を刻むかよくご相談ください。一度彫りこんだ名前を修正することは費用と手間を伴います。
亡くなった方の名前は彫るの?
亡くなった方のお名前は必ず彫る必要はありません。
ただお墓にお名前を残されたいとご希望の場合、故人の御戒名、または「故 ○○ ○○」(個人のお名前)として彫りこむこともございます。
基本的に亡くなった方のお名前を残したい場合は「墓誌」をお勧めしております。「墓誌」では亡くなった方を全て彫り込みます。新たに亡くなった方がいらっしゃる場合は後で追加彫りをしていきます。
墓誌を設置するスペースが墓地にあり、新たに設置したい場合はとっと」にご相談ください。お見積りは無料です。
新たにお墓を継承した方のお名前
お墓を継承した方のお名前は新たに追加彫する必要はありません。ただしご希望があれば現場彫も承ります。
朱色の名前の意味
お墓参りをした時にお名前に朱色が入っているのを見かけたことはありませんか?
朱色はお名前の方がご存命であることを示します。その方が亡くなられた時、黒い色を入れなおします。(宗派により違いがあります。ご存命でもお名前が黒色(または色なし)のお墓もあります。)
古いお墓の名前が・・・
古いお墓のペイント(通常黒色)が剥げてしまって字が見えにくくなっているお墓を時々お見かけします。「とっと」ではペイント入れ作業も承っております。
追加の字彫
「墓誌」をつけるスペースはないが、石塔に亡くなった方のお名前を彫りたいとご希望の方もいらっしゃいます。「とっと」では石塔を取り外さず、現場での文字彫も承ります。
その場合、現在の書体の拓本をとり、あらかじめ似た書体で文字を作成し現地での字彫を行います。
お墓の文字で気になることがあった時、お気軽に「とっと」にお問い合わせください。
TEL 0258-30-1350
仏壇・墓石・お祭り用品 株式会社 とっと