長岡水道タンクのヒストリア
株式会社とっと スタッフ山﨑です。
弊社 社長 桜井がFMながおか様の「ながおか・人の輪・地域の輪」のインタビューを受けました。
今回は長岡のシンボル長岡水道タンクのお話し等させていただきました。
桜井は「長岡水道タンク友の会」会長の小林善雄様より一通の手紙を見せて頂いておりました。
手紙の差出人は大正十五年生まれの女性。
美しい文字で綴られたそのお手紙は水道タンクの歴史と思い出がたくさん詰まっておりました。
女性が幼稚園の園児だった頃「上越線全通記念博覧会」が開催されたとか・・・水道タンクにはエレベーターが設置されていて多くの人がタンクに登り、長岡市を遠望していたこと。
しかし、小さなお子さんだった女性はエレベーターに昇ることがかなわず今も心残りだそうです。
そしてもう一つの思い出は長岡空襲。近所に住んでいたため大変恐ろしい思いをされたそうです。
空襲の後、水道タンクが焼けずに残ってほっとしたと綴られておりました。
子供の頃クローバーを摘んだりお友達と駆けまわったりした思い出いっぱいの浄水場(元水道公園)でしたが、空襲の翌朝長生橋を渡り対岸へ行かれたのが長岡とのお別れとなったそうです。
そして手紙は水道タンクを愛し守ってきた「水道タンク友の会」の皆様への感謝の言葉で終わっておりました。
お人柄が偲ばれる麗しい筆跡のお手紙でした。 |
毎日何気なくながめている水道タンクですが、なんと多くの市民に愛されていることか。
強く強く胸を打たれた山崎でした。
桜井の放送は以下の予定になっております。お時間がありましたら是非お耳にかけてくださいませ。
FMながおか 80.7
放送のご案内
4月21日(金)AM8:30 PM7:00(後編)