西條山 長永寺様

長岡の名刹 西条山 長永寺様。長永寺様はその長い歴史の中、戊辰戦争や長岡空襲で本堂が焼かれるなど過酷な運命を乗り越えてきました。

その長永寺様の現在のご住職は長岡のビハーラ( 末期癌専用病棟)で患者さんに寄り添い、仏様の教えを伝える活動を長年続けておられます。

長永寺様の小さなギャラリー

長岡市の渡里町にある長永寺様。本堂を訪れるとそこには素敵なギャラリーがあります。現住職のお母さまが作成された刺繍の数々。

まるで絵画のような美しい花々や風景作品。

近くで拝見すると色とりどりの糸が幾重にも重なり、その緻密さに息を飲む思いがいたしました。

そして絵画や写真とは違う布や糸の質感の織りなす温かさ・・・それはそのまま作者のお人柄が現れているのでしょう。

想いをつなぐ

一昨年「とっと」は長永寺様のご本尊修復を承りました。

ご本尊は太平洋戦争後、二度と戦争が起きないようにとの願いを込めて作られました。阿弥陀様の台座には一刀一刀心のこもったノミ跡があり、そのノミ跡が浮き出るように修復して欲しいというご住職のご要望がありました。

修復にあたっては日本漆を使うため、漆使いの名人が必要であり、金箔、金粉、岩絵の具も最上級のものを使用。

それぞれの分野のエキスパートが力を結集し、一年以上の時を要してご住職のすべてのご要望を叶えることができました。

長く長岡の地でお寺を護ってこられた歴代ご住職とそのご家族。

皆様の過去・現在・未来をつなぐご本尊の修復は身の引き締まる思いがいたしました。

貴重な機会を頂きありがとうございました。

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