株式会社とっと スタッフ山﨑です。

先日南魚沼市へ仏壇の納品に参りました。新築したお宅は本物の「和」の心を大切にした仏間。

納品させていただいたお客様のお話を伺いますとその理由がわかりました。

お客様のおじい様は画家、お父様は書家であり、ご親戚には京都で後に美人画の巨匠となる上村松園と共に日本画を学んだ方もいらっしゃるそうです。(上村松園!聞いただけで「明治」「序の舞」「宮尾登美子」・・・私の妄想スイッチ発動しました。)

お客様自身も書を書かれ、弟さんも書や詩吟をたしなまれているそうです。

その上、ご先祖様は信仰心厚く「石川雲蝶」の彫刻で有名な西福寺(開山堂)様に熱心に寄進をし、彫刻制作中の雲蝶さんのお世話もされていたとか。皆様、雲蝶について語る時は「あの人は酒と賭け事が好きだったがぁてぇ」とまるで隣のおじさんの思い出話をしているよう。幕末の名匠、日本のミケランジェロも形無しです。(笑)

なるほどなるほど、この空間には江戸時代から受け継がれ、育まれたこの地の文化、歴史の面影がぎゅっと凝縮されたのだなと納得いたしました。

今回納めさせていただいた仏壇のご本尊様の上には仏天蓋を飾り、脇侍として高祖道元禅師、太祖榮山禅師の木像をおまつりし、美しく格調高い荘厳をさせていただきました。

そして、お仏壇をおまつりした後、すっと清浄な空気でお部屋が満たされていく心地に・・・。

ある方が「お仏壇をおまつりすると建造物としての「家」が本当の意味での「家」となるんだよ。」とおっしゃっておりましたが、その意味を理解するというより感じることができました。(Don’t think. Feel でございます。燃えろドラゴンより)

なによりもお客様の笑顔をいただき、喜んでいただいた尊い一日となりました。

皆様ありがとうございました。